トップページ > 大学の技術・ノウハウ

大学の技術・ノウハウ

動作の力強さと繊細さを両立し“人の手作業”を実現する 空電ハイブリッドアクチュエータ

組織名 株式会社ソラリス(中央大学発ベンチャー)
技術分野 ものづくり

 人間は、重いものを持ち上げたり運んだりできると共に、バリ取りや研磨などの繊細な作業も行えますが、従来のアクチュエータ(駆動装置)では,このような動作は両立できず、どちらかに特化したロボットとなっていました。研究者らは、空気の圧力による力強さと、電磁気力による俊敏さを兼ね備えた、小型の直動アクチュエータを開発しました。これにより、力加減を細かく,広い範囲で(力が0の状態から空圧の最大力まで)変え...

スマートフォンと磁性粒子を用いた持ち運び可能なバイオセンシングシステム

組織名 電気通信大学 情報理工学研究科 基盤理工学専攻  Sandhu Adarsh教授
技術分野 ナノテクノロジー、医工連携/ライフサイエンス、環境/有機化学/無機化学

磁性粒子を標識に用いた、スマートフォンのカメラと組み合わせて使えるバイオセンシングシステムを開発致しました。溶液内の磁性粒子の動き・挙動を観察することで生体物質の検出を行います。装置が小型で操作に専門知識も必要としない上、ほんの数分で標的物質の検出することが可能です。本技術を用いれば、インフラの整っていない地域であってもスマホさえあれば手軽に血液や唾液、尿などからガンなどの病気を自己診断するこ...

リアルタイムで液体中のナノ粒子や細胞の観察が可能な 透過型電子顕微鏡(TEM)用顕微鏡セル

組織名 電気通信大学 情報理工学研究科 基盤理工学専攻  Sandhu Adarsh教授
技術分野 ものづくり

液体中物質のナノレベルでの観察をリアルタイムで行うため、高さが数百ナノメートルの流路を形成し、そこに透過型電子顕微鏡(TEM)観察用の窓を形成して電子線を透過できるような仕組みを考え、液中試料が観察可能な顕微鏡観察セルを開発しました。液体中のナノレベルの観察をしたい企業、顕微鏡等の付属部品として開発できる企業を歓迎いたします。

フィードバック自動制御方式による高精度換気システム 

組織名 学校法人法政大学 理工学部創生科学科 小林 一行 教授
技術分野 その他、ものづくり

 本換気システムは、給気扇連動型のフィードバック自動制御方式による換気システムです。連動のポイントは換気空間が排気扇の稼働により負圧になったとき、給気扇自体をセンサーとしてその負圧を計測して給気を行う方式です。  本技術により、簡易な構造で室内外の差圧に応じて給気扇を動作させる給気装置を提供することができ、高気密住宅における換気扇に起因する負圧による諸問題、或いは業務用厨房におけるCO中毒事故対...

植物ウイルスの簡易・迅速診断キット

組織名 植物ウイルスの簡易・迅速診断キット
技術分野 医工連携/ライフサイエンス、環境/有機化学/無機化学

 植物ウイルスの免疫診断技術であるDAS-ELISA法において、固相としてマイクロタイタープレート表面ではなく、マイクロビーズを用いることを新たに提案しました。これにより、液相と固相の接触面積を増加させ、検出までの時間を短縮することが可能となります。  また、本手法は、市販のイムノクロマト法による簡易診断キットと比較しても安価に提供できる可能性があるため、今後、農業生産者や育種等の現場での植物ウイルスの...

セル生産方式の作業者を機械が手伝う「自走式部品箱」

組織名 国立大学法人 電気通信大学 大学院情報理工学研究科 知能機械工学専攻 杉 正夫 准教授
技術分野 IT、その他、ものづくり

ものづくり現場において、作業者が複数の工程を一人で行うセル生産方式が主流です。本テーマでは、セル生産工程において、作業者の視線や指先、腕の動作などをビデオカメラで撮影し、撮影画像を基にコンピュータが作業者の必要とする組立用部品を自律的に判断し、「自走式部品箱」が目的の組立用部品を作業者の手元に運んでくる作業支援システムをご提案します。作業効率向上、コスト削減、作業ミス低減に繋がります。本技術の...

小型・軽量・安価で日常生活動作が可能な筋電義手とリハビリへの応用

組織名 国立大学法人 電気通信大学 情報理工学研究科 横井 浩史 教授、姜 銀来 特任准教授
技術分野 IT、ものづくり、医工連携/ライフサイエンス

上肢欠損の方の生活を支援するために様々な義手が普及しており、特に筋肉の収縮によって発生する電位差を読み取ってその信号をもとに手を動かす筋電義手が注目されています。しかし今までは、手の開閉動作だけの筋電義手でも非常に高価で、利用も限られていました。本研究では、小型・軽量で日常生活に必要な動作が可能で、かつ安価な筋電義手を開発しています。腕がマヒしている方のリハビリへの応用も進めています。本研究成...

混雑に対応可能で設置が容易なステレオカメラを利用した人流計測

組織名 中央大学 理工学部 梅田 和昇 教授
技術分野 IT

歩行者の流れを自動で計測するため、カメラを用いた人流計測手法が普及しています。既存の手法の多くは混雑に対応するため、天井など設置箇所を限定する必要があります。また、設置に要する調整作業や設置後の設置箇所の移動が大変であるという問題があります。本研究では、安価なステレオカメラと画像処理手法を組合せて、混雑に対応可能で設置が容易な人流計測手法を確立しました。照明変動や影の影響に強いため、屋内外で利...

転倒検出可能・非拘束・広範囲計測・低コストでプライバシーを侵害しない見守りセンサ

組織名 国立大学法人山口大学 大学院理工学研究科  中島 翔太 講師
技術分野 IT、ものづくり、医工連携/ライフサイエンス

高齢化社会の進展に伴って、見守りシステムのニーズが高まっています。見守りシステムでは特に、高齢者等の転倒を検出し、見守りを行っている人物に無線等で連絡する技術が重要です。本研究では、自然光から得られる一次元の輝度分布のみを用いて、転倒検出が可能・非拘束・広範囲計測・低コストでプライバシーを侵害しない見守りセンサを開発しました。独居家庭・トイレシステム・老人ホーム等で応用可能です。本技術の実用化...

振動を十分に抑制し、高い安全性で高速に移動可能なワイヤ懸垂による搬送システム

組織名 中央大学 理工学部 大隅 久 教授
技術分野 IT、ものづくり

天井に設置するワイヤ懸垂装置は、単純な機構で重量物の搬送が可能であり、作業域も大きいため工場などで広く用いられています。しかし、振り子運動による振動等のために安全性を保ちつつ作業効率を高めることは困難でした。そこで、6本のワイヤと独自の制御機構により、振動を十分に抑制しつつ高い安全性で高速に移動可能なワイヤ懸垂システムを研究しています。レーザポインタ等を用いて目標地点へ容易に移動制御できるインタ...

前のページ1 > 2 > 3 > 4 > 5 > 6 > 7 > 8 > 9

技術・ノウハウを検索する

掲載記事のお問い合わせ、技術相談など、お気軽にご相談ください。

メールでのお問い合わせ

株式会社キャンパスクリエイト
調布オフィス 担当:須藤 慎

〒182-8585
東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
国立大学法人 電気通信大学
産学官連携センター内[地図