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大学の技術・ノウハウ

ミミズの蠕動運動を模擬した人工筋肉利用ロボットと管内検査・高粘性流体ポンプ・掘削用途等への応用

組織名 中央大学 理工学部 中村 太郎 教授
技術分野 ものづくり、医工連携/ライフサイエンス

ミミズは蠕動運動によって狭小空間を移動しています。中村研究室では、独自開発の人工筋肉を構成パーツに用いて、空気圧により「収縮・膨張」させることでミミズの蠕動運動を模擬したロボットを研究しています。移動空間を要さず方向転換も可能な特徴を生かした管内検査、固液体の混合・分離や汚泥や食品・セメント等の搬送を行うための固液混合流体・高粘粘度流体用ポンプ、アースオーガーと組合せた地中内の掘削用途等へ応用...

耐酸化性に優れる銅ナノ粒子の環境に優しい合成と貴金属触媒への代替可能性

組織名 中央大学 理工学部 田中 秀樹 教授
技術分野 ナノテクノロジー、環境/有機化学/無機化学

硝酸銅を保護材とともに溶液中に入れ、光で還元させることにより、耐酸化性に優れる銅ナノ粒子を生成する技術を研究しています。光還元法であるため環境にやさしく、耐酸化性に優れるため金・白金などの貴金属ナノ粒子への代替可能性があります。 保護材はPVPを用いた場合には再生利用が可能であり、カーボンナノチューブを用いた場合は耐酸化性を高めることができることを確認しています。本技術の製品化・活用に意欲がある企...

白血病抑制活性を示す創薬シーズ化合物群の開発

組織名 国立大学法人 電気通信大学 基盤理工学専攻 脳科学ライフサポート研究センター 牧 昌次郎 教授
技術分野 医工連携/ライフサイエンス

急性Tリンパ芽球性白血病(T-ALL)は難治性希少白血病であり、分子標的薬がいまだに存在しないため、特効薬開発が急務となっている疾病です。当研究室ではT-ALLに抑制活性を示す天然化合物をもとに、構造を簡素化した低分子化合物を有機合成することにより天然化合物と同等以上にT-ALL抑制活性を示すシード化合物を多数保有しております。T-ALLに限らず、他の白血病に活性を示す化合物も幅広く保有しておりますので、これらの材...

ジェネレーティブデザインによる軽量・頑健な最適設計を実現した金属製筋電義手ハンドの開発

組織名 国立大学法人電気通信大学 大学院情報理工学研究科 梶本 裕之 教授
技術分野 IT、ものづくり、医工連携/ライフサイエンス

 ジェネレーティブデザインという最適化設計ツールを使用し、軽量で頑健な金属製筋電義手ハンドの開発を行いました。その結果、筋電義手に必要な頑健さを備えつつ最軽量化を実現できました。更に4指基部の関節に握り方向のみに可動部を持つトーションバネを導入した事で、不慮の外力を受け流しつつも、必要なピンチ力(物をつかむ力)を確保しました。本研究成果の活用を希望する方のお問合せをお待ちしております。

植物生育メカニズムを解明するための3次元情報解析技術の研究

組織名 琉球大学 工学部 國田 樹 助教
技術分野 IT

 本研究では、植物の3次元的な「かたち」を解析することによって、農作物の安定した収穫や栽培技術の向上のための植物生育メカニズムを明らかにすることを目指しています。植物の果実や葉の大きさ、枝の長さや太さなどの外見的な形は、同じ遺伝情報を持っていても、日照時間、気温、土壌水分量などの様々な環境要因を受けて変化します。その植物の形と環境要因との関係を明らかにすることが、農作物の栽培技術の向上に役立ち...

高圧空気とピエゾ素子(圧電素子)およびFPGA(Field Programmable Gate Array)を活用した大騒音低減

組織名 琉球大学 工学部工学科 機械工学コース 屋我 実 教授
技術分野 ものづくり、環境/有機化学/無機化学

 現在、騒音の軽減に使用されている方法はスピーカーを活用し、発生する音と逆方向の音をスピーカーから出すことによって騒音を低減しています。しかし、この方法はスピーカーの特性上、軽減できる騒音の音量・帯域に限界があります。一方、今回開発した技術ではこのスピーカーによる騒音低減の課題をクリアできるようになりました。 本技術では工場や建設現場で発生するような「大騒音」を「空気の振動で発生する音」を活用...

水処理に関わるミクロスケール熱流動現象の解明

組織名 琉球大学 工学部 永島 浩樹 助教
技術分野 環境/有機化学/無機化学

 本研究室では、水処理に関わるミクロスケールの熱流動現象を研究しています。例えば、海水淡水化に使用される逆浸透膜内の水の流れや、水中のナノスケールの気泡の制御方法などについて研究を行っています。逆浸透法は、現在最も海水淡水化に使用されている方法ですが、水道水と比較すると生成コストは2倍以上となっており、さらなるコストの低減が求められています。逆浸透法で一番コストがかかるのが、海水にかける機械的圧...

クラスレートハイドレートを用いた新規技術の開発

組織名 琉球大学 工学部 安田 啓太 助教
技術分野 環境/有機化学/無機化学

 本研究は「クラスレートハイドレート(以下ハイドレート)」という水がゲストと呼ばれる物質と作る氷状の化合物に関するものです。ハイドレートは、水分子が籠状構造を作り、その中にゲストを閉じ込めることで生成します。本研究では、この「ハイドレート」を人工的に生成・分解することで、様々な場面への転用について研究しています。ハイドレートはその特性から二酸化炭素の分離技術や海水淡水化技術への応用が検討されて...

腰部ハンガー反射を用いた歩行ナビゲーション

組織名 国立大学法人電気通信大学 大学院情報理工学研究科 梶本 裕之 教授
技術分野 その他、ものづくり

Google Maps のような歩行ナビゲーションツールは目で見てナビゲーション情報を解釈するというプロセスが必要です。これを実際に歩行中に用いる場合、ユーザの注意がナビゲーション情報の解釈に割かれ、実環境における安全確保に割く注意が減るという問題点があります。これを解決するために、梶本研究室ではこれまで情報の解釈が不要な歩行ナビゲーション手法の 1 つとして、不随意な回旋運動の生起を特徴として持つハンガー反...

画像品質値を人間の主観と同等の精度で評価・出力するニューラルネットワークアルゴリズム

組織名 埼玉大学 理工学研究科 島村 徹也 教授
技術分野 IT

画像品質の評価は、今までは多くの人間が主観的に評価し、その評価結果を統計的に処理して数値化しており、その作業には多くの作業工程が掛かります。本研究室では、ニューラルネットワークを用いて人間の主観と同等の精度で出力するアルゴリズムを研究開発しています。即座に出力でき、光の影響(影、照明など)や圧縮などの画像品質低下要因の分析も可能です。また、動画・音声の品質評価へ適用できる可能性があります。例え...

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