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大学の技術・ノウハウ

高分子シート担持型パラジウム水素化触媒

組織名 国立大学法人 電気通信大学 基盤理工学専攻 脳科学ライフサポート研究センター 牧 昌次郎 教授
技術分野 環境/有機化学/無機化学

 パラジウムを用いた新しい水素化触媒を研究しています。1)加水素分解反応を伴わない水素化反応、2)置換数を選択可能な水素部分添加、3)繰り返し利用が可能(リユース)、4)触媒使用量の低減(リデュース)、5)回収・再活性化が容易(リサイクル)、6)低発火性、7)量産が容易、8)低価格、を実現しています。有機合成反応、脱硝触媒(NOxの還元除去)、脱硫触媒、電極材料などに活用可能です。本技術の実用化を...

ドップラ速度及び多重散乱波を用いた悪天候・見通し外でも劣悪環境下でも適用可能なマイクロ波・ミリ波レーダイメージング技術

組織名 国立大学法人電気通信大学 情報・通信工学専攻 木寺 正平 准教授
技術分野 IT、ものづくり

粉塵・暗闇・高濃度ガス・強い逆光等の劣悪な環境下では、通常のカメラやセンサでは救助者や障害物などの検知性能が劣化してしまいます。本研究では、UWBレーダにRPM(Range Points Migration)法という独自技術と人体のドップラ―速度の推定技術を組合せ、劣悪環境下でもリアルタイムかつ高精度に目標対象物・障害物を検知します。透過性が高く地中埋没物などの資源探査にも応用できるため、救助・資源探査用ロボットセンサや見通...

マイクロ波レーダとトモグラフィ技術による安全かつ低コストな乳がん簡易スクリーニング技術

組織名 医工連携/ライフサイエンス, 国立大学法人電気通信大学 情報・通信工学専攻 木寺 正平 准教授
技術分野 IT

乳がん検査にはX線マンモグラフィが利用されていますが、人体被爆や乳房圧迫による強い痛みを伴うため、受診率は15%程度に留まります。より頻度の高い簡易乳がんスクリーニング技術として、がん細胞の複素誘電率が正常細胞と異なる原理を利用したマイクロ波マンモグラフィ装置を研究しています.同画像化には、RPM(Range Points Migration)法と言う独自のレーダ技術とトモグラフィ技術を組合せ、また機械学習などを導入するこ...

レーダ方式とトモグラフィ方式を融合したマイクロ波コンクリート内部非破壊検査 ―複素誘電率による空洞・腐食識別―

組織名 ものづくり, 国立大学法人電気通信大学 情報・通信工学専攻 木寺 正平 准教授
技術分野 IT

道路・橋・トンネル等のインフラの老朽化は国土強靭化戦略と密接に関連する喫緊の課題であり、老朽化状態を点検する非破壊検査技術が注目されています。本研究では、特にコンクリート等の構造部材の内部状態(空洞、水分の分布)を高精度かつ効率良くメンテナンス点検するための技術として、UWBレーダにRPM(Range Points Migration)法という独自技術とトモグラフィ技術を組合せた非破壊検査法を研究しています。特にトモグラフ...

表皮から5-6cmの深さまで可視化可能な高感度インビボイメージング用発光材料

組織名 国立大学法人 電気通信大学 基盤理工学専攻 脳科学ライフサポート研究センター 牧 昌次郎 教授
技術分野 医工連携/ライフサイエンス

細胞内のタンパク質などを蛍光物質(バイオプローブ)で光らせ、病態の発生過程をリアルタイムで観察する「バイオイメージング」が近年注目されています。本研究ではホタルの発光原理を生かし「表皮から5-6cmの深さまでイメージング可能」な生体の窓領域(650 nm ~900 nm)で発光ピークとなる発光基質を開発しました。中性かつ高溶解性で使いやすく、脳や肺など血流量が多い部位も分析できます。腫瘍学・再生医療などで使用で...

MEMSプロセスを用いた近赤外領域等で適用可能な超小型分光器

組織名 国立大学法人 電気通信大学 大学院情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 菅 哲朗 教授
技術分野 その他、ナノテクノロジー、ものづくり

MEMSプロセスを利用した小型分光器について研究しています。対象の波長帯域は設計次第であり、例えば1200nm~1500nmの近赤外領域において20nmごとの分解能で分光することができます。可視光領域やより長波長域における分光方法も検討しています。小型分光器のサイズは厚さ数mm、縦横1cm程度まで小型化の目途が立っており、スマートフォンなど携帯機器にも分光器を搭載可能となります。製造プロセスが簡便でコスト性・可搬性にも...

マツオウジから単離した高活性チロシナーゼ阻害剤の研究ときのこ抽出物ライブラリー

組織名 鳥取大学農学部 生物資源環境学科・生物資源科学講座 石原 亨 教授
技術分野 医工連携/ライフサイエンス、環境/有機化学/無機化学

 きのこが特異な生理活性物質を含む事実は昔から知られています。しかし、実際には有用な生理活性物質の探索は容易ではありません。鳥取大学では、腐朽菌を中心としたきのこ抽出物ライブラリーを構築中です。その過程で、本研究室では、きのこの一種「マツオウジ」から従来にないレベルの高活性チロシナーゼ阻害剤の単離に成功しました(構造も決定済み)。本化合物に関心のある化粧品会社など、また、鳥取大学のきのこ抽出物...

生体適合性材料表面等への微細周期構造(リンクル)の形成

組織名 鳥取大学 大学院工学研究科 化学・生物応用工学専攻 井澤 浩則 助教
技術分野 医工連携/ライフサイエンス、環境/有機化学/無機化学

 自然界では、動植物表面等に微細な周期的凹凸構造(しわ・リンクル)があります。リンクル構造は、構造的に興味深いだけでなく、細胞培養足場、生体材料等としても大きな可能性を秘めています。本研究室では、シンプルな手順で有機材料、特に生体適合性材料表面にリンクル構造を形成することに成功しました。リンクル構造の制御も可能です。炭化して特異な表面を有する炭素材料にも転換できます。本構造材料に関心のある医療...

日常生活環境での行動中の人のストレスの計測技術

組織名 お茶の水女子大学 基幹研究院自然科学系生活工学共同専攻 長澤 夏子 准教授
技術分野 IT、医工連携/ライフサイエンス

 オフィス環境、住環境、都市環境、教育環境などが利用者の健康に与える影響は少なくありません。環境と人間の健康との間には様々な要因が介在しますが、当研究室では、ストレスに重点を置き、ストレスと環境・状況のマルチ計測から、利用者の健康の維持・改善・増進に有益な提案を行います。当研究室の技術は、商業施設等における快適な空間づくりにも役立ちます。ストレスを分析・制御することでエンターテインメントや教育...

歩行バランス機能の計測のための靴デバイス

組織名 お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系 生活工学共同専攻 太田 裕治 教授
技術分野 IT、ものづくり、医工連携/ライフサイエンス

高齢者の転倒は死亡事故や骨折につながりやすく寝たきり生活のきっかけにもなりかねません。転倒予防のためには、歩行バランス機能が重要であり、その計測が意味を持ちます。しかし、従来の歩行バランス機能の計測システムは大型なものやコストが掛かるものが多く、気軽に計測ができませんでした。本研究室で新たに開発した靴デバイスは、高齢者でも安全かつ手軽に計測ができます。履いたまま活動可能なので、医療はもちろん、...

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