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大学の技術・ノウハウ

時変性がある雑音環境下でもクリアな音声を抽出することが可能な音声処理技術

組織名 埼玉大学 理工学研究科 島村 徹也 教授
技術分野 IT

日常環境下では様々な雑音が存在します。定常的な雑音については除去技術が進んでいますが、時間変化が大きい雑音の除去は困難でした。本研究室では、時変性がある雑音に対しても有効に働くフレーム内処理方法等の新しい雑音低減・除去技術を持っています。これは、電話等の通話品質だけでなく、音声による個人認証や機器のコントロールにも有効であり、また、音声に限らず画像等にも適用可能です。また、深層学習の利用にも対...

データの可視化技術と機械学習の組み合わせによるビッグデータ分析・活用

組織名 お茶の水女子大学 基幹研究院自然科学系 伊藤 貴之 教授
技術分野 IT、医工連携/ライフサイエンス、新エネルギー/省エネルギー、環境/有機化学/無機化学

ビッグデータの分析・活用において、機械学習の活用が注目されていますが、それに加えデータの可視化技術を組み合わせることにより、データセットの作成やチューニング等の作業効率が良く、作業者のスキルレベルに適応したユーザインタフェース性を持ち、データ分析・活用がしやすいソフトウェアを開発できます。本研究室ではデータの可視化技術に関して長年のノウハウを有していますが、これに機械学習を組み合わせることで様...

流動・自己接着を利用した木質系粉末の三次元成形加工技術

組織名 国立大学法人 電気通信大学 大学院情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 梶川 翔平 助教
技術分野 ものづくり、環境/有機化学/無機化学

木材は一般的に成形性が悪く、複雑形状への加工は難しいと言われています。また、木質チップにプラスチックなどの石油由来の添加剤を混ぜて流動性を高める技術(木質プラスチック、パーティクルボードなど)がありますが、廃棄時の環境汚染等が問題になっています。本研究では、天然の木質系粉末に、加熱および加圧処理によって流動性を高め、加圧後に冷却処理を行うことで、三次元を含む様々な形状に適応した木質成形品を製作...

ナノ薬剤の体内挙動を簡易かつ高精度に評価できるマイクロ流体デバイス

組織名 立教大学 理学部 化学科 佐々木 直樹 教授
技術分野 ナノテクノロジー、ものづくり、医工連携/ライフサイエンス

ドラッグデリバリーシステムで用いるナノ薬剤は、様々な研究機関で盛んに開発が進められています。しかし、ナノ薬剤の評価には時間とコストがかかるため、効率的に開発が進められているとは言い難いのが現状です。本研究では、人体の血管及びその周辺組織を模擬したマイクロ流体デバイスを作製し、ナノ薬剤がどのように血管から漏れ出して腫瘍に行き着くのか、簡易かつ高精度に評価できる実験モデルを開発しています。このモデ...

氷点下でもソフトマテリアルの物性が評価可能なクライオQCM(水晶振動子マイクロバランス)による評価手法の研究

組織名 東洋大学 総合政策学科 清田 佳美 教授
技術分野 その他、ものづくり、医工連携/ライフサイエンス、環境/有機化学/無機化学

QCM(水晶振動子マイクロバランス)を用いて、ソフトマテリアルの物性を氷点下でも測定可能な評価手法を研究しています。具体的には、-40℃~80℃の温度域で、粘性、弾性、吸脱着特性、電極界面溶媒特性、環境応答特性の力学評価、ゲル化,食品等の変質・吸湿・吸脱水特性などの測定が可能です。例えば、冷凍食品や不凍タンパク質、低温下の細胞挙動などを高精度で物性を評価する用途が考えられます。本技術の活用や、ソフトマテ...

介護予防・リハビリ支援に適した 歩行支援用パーソナルモビリティビークル

組織名 東洋大学 ライフデザイン学部 高橋 良至 教授
技術分野 ものづくり、医工連携/ライフサイエンス

 高齢化社会が進む中で、健康で自立した生活を送り続けるために、歩行は非常に重要な要素となります。足腰が弱くなると車いすを用いるケースが増えていますが、車いすなどに依存しすぎると足腰の衰えの進行が懸念されます。そこで、足腰が弱い方も利用可能な歩行補助装置としてパーソナルモビリティビークルを研究しています。介護予防の観点から可能な限り体を動かして移動することで、身体機能の低下を防ぐことを目的として...

任意のニューラルネットワークに適したチューニング・高速処理が可能な汎用アクセラレータの研究開発

組織名 国立大学法人電気通信大学 大学院情報システム学研究科 三輪 忍 准教授
技術分野 IT

人工知能がビジネスで着目を集める中、ディープラーニングを代表としたニューラルネットワークの活用が進んでいます。ニューラルネットワークのアルゴリズムの性能を十分に発揮して高速計算処理を行うためには、アルゴリズムに適したアクセラレータの利用が重要ですが、今まではアルゴリズムに特化した専用アクセラレータしかありませんでした。そこで、様々なニューラルネットワークのアルゴリズムに対して、容易にチューニン...

次世代半導体を用いた超低消費電力プロセッサに関する研究

組織名 国立大学法人電気通信大学 大学院情報システム学研究科 三輪 忍 准教授
技術分野 IT

 次世代の半導体プロセス技術に対応したプロセッサとして、チップ上に多種多様なコアを配置し、状況に応じてプログラムを最適なコアで実行する省電力プロセッサを研究しています。本研究の成果は、携帯情報端末、PC、低消費電力サーバなどへの応用が期待できます。本技術の活用に意欲がある企業を歓迎いたします。

高い熱伝達性を実現する微細流路伝熱管を用いた熱交換器の開発設計

組織名 国立大学法人 電気通信大学 情報理工学研究科 榎木 光治 助教
技術分野 ものづくり

熱交換器は空調機を中心に高効率化が進んでいて、螺旋溝付伝熱管を用いた熱交換器が主流になっています。本研究では、螺旋溝付伝熱管とは異なり、内径が1mm程度の微細流路を特徴とする伝熱管を用いた新型熱交換器を開発するために、実験的研究を行っています。研究では、微細流路管の熱伝達率を測定するほか、圧力損失の計測、および可視化ガラス管と高速度カメラを用いた伝熱と圧力損失のメカニズムの解明を行っています。空調...

Mckibben型人工筋肉の8倍以上の出力密度がある 低コスト・高耐久性を実現する軸方向繊維強化型人工筋肉

組織名 中央大学 理工学部 中村 太郎 教授
技術分野 ものづくり、医工連携/ライフサイエンス

空気圧ゴム人工筋肉は、ゴムなどの弾性材に空気などの流体を注入して動力を得るアクチュエータの一つであり、Mckibben型人工筋肉が代表例です。中村研究室では、Mckibben型人工筋肉と比較して8倍以上の出力密度があり、低コストで高耐久性を実現する人工筋肉を開発しています。人体装着型パワーアシスト装置や医療・リハビリテーションなどの駆動装置に活用可能です。水中や粉体中の環境下でも駆動可能なため工場内の空気圧シリ...

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