トップページ > 最新情報 > 先端IoTアプリケーションが拓く新ビジネス創出セミナー2016のご案内(2016年10月25日(火))
2016年9月26日
2016年10月25日(火)、みなとパーク芝浦にて「先端IoTアプリケーションが拓く新ビジネス創出セミナー2016」を開催いたします。
IoTを活用した多様なビジネスモデル・先端技術・公的プロジェクトをご紹介します。IoTを活用した新しいビジネス展開に関心がある方は是非ご参加ください。
【開催趣旨】
IoTの技術水準が進展するとともに、 どのようなアプリケーション/ビジネスモデルへ応用できるか、 具体的なビジネス像を明確化していくことが問われています。 本セミナーでは、IoTに関する公的プロジェクト、 最先端技術に基づくIoTアプリケーション、 IoTの新しいビジネスモデルなど、ビジネスの 発想を広げる様々なプロジェクト・製品・取組事例をご紹介し、 多様な連携を促進することで新ビジネスの創出を目指します。
【日時】
平成28年10月25日(火) セミナー:13:00~17:00 交流会:17:15~
【会場】
みなとパーク芝浦 1階リーブラホール(港区芝浦1-16-1)
【定員】
200名(先着順)
※港区内・区外の企業・大学・公的機関・NPO・自治体・個人等を含めて幅広くご参加可能です。
【参加費】
セミナー:無料 交流会:1,000円(当日お支払)
【申込方法】
申込期間:平成28年9月23日(金)~10月21日(金)
電話/みなとコール 03(5472)3710 受付時間/9:00~17:00
<スケジュール>
1)13:00~13:25
産学官による日本のIoT利活用の推進と先端的IoTプロジェクトの支援に向けて
経済産業省 商務情報政策局 IoT推進ラボ担当
IoT推進ラボは、IoT/ビッグデータ/人工知能に対応し、企業・業種の枠を超えて産学官でIoTの利活用を推進している。IoT Lab Selectionでは、政府関係機関、金融機関やVCなどの支援機関と連携し、先進的IoTプロジェクトに対する資金支援、並走支援、規制改革・標準化等の支援活動などを行っている。
2)13:25~13:50
自律型屋内測位技術「Smart Finder」~測位設備なしで人とモノの位置を見える化する
関西大学 環境都市工学部 教授 滝沢 泰久
既存のiBeaconやIMES等の屋内測位技術は、相当数の測位設備配置を必要とし、経済性、柔軟性、拡張性に著しく欠けることが課題である。そこで、測位設備不要の自律型屋内測位技術であるSmart Finderでこの問題を解決し、あらゆる人とモノの位置情報を提供する、IoTコアビジネスの展開を目指す。
3)13:50~14:15
世界初の可変ID型電子スタンプ「G-Stamp」のIoT、Fintechへの応用
株式会社インターメディア研究所 代表取締役社長 吉田 健治
O2Oの市場拡大に伴って電子スタンプが注目されているが、普及を妨げる要因は1つの電子スタンプは1つの用途にしか利用できないことである。独自の電子スタンプ「G-Stamp」は可変ID機能を備え、1つの電子スタンプで様々なWebサービスと連携できる。集客・ガイド・ 通販などのサービスへ利用可能な他、電子カード化によりFintechへ応用可能。
4)14:15~14:40
「人」と「モノ」の融合によるコラボレ―ティブIoT
株式会社Phone Appli
「コラボレーティブIoT」は、「人・モノ」に取り付ける繊維やセンサより取得された環境温度、傾き、姿勢、動作、心拍などを Phone Appli社が提供するクラウドにデータを送信し「見える化」を行います。加えて、その結果や内容によって様々なコミュニケーションツールへアクション(通知/発報)を行います。コネクテッド警備員、コネクテッドドライバーなど、さまざまなデバイスやセンサとの連携を通じIoTソリューション事業への展開を目指しています。
5)14:40~15:05
広告クリエイティブ発想によるIoT技術の「広告化」事業の取組
株式会社博報堂アイ・スタジオ 広告新商品開発室
さまざまなテクノロジーを組み合わせたIoTプラットフォームを構築し、クライアント企業の課題に合わせた「広告クリエイティブ発想」を掛け合わせることで、生活者に使ってもらえる広告新商品を開発していく。さらに、ビジネスプロデューサーがその技術を「新しい広告体験」として 汎用的に使えるようにすることで、マネタイズに結び付けていくビジネス開発の取組を紹介。
15:05~15:20 休憩
6)15:20~15:45
IoTプロダクトの事業化を支援するサービス「39Meister」
株式会社ハタプロ 代表取締役CEO 伊澤 諒太
39Meisterは、(株)NTTドコモと(株)ハタプロが提供するIoTプロダクトに係る事業企画・設計・開発・試作・量産を一体的に支援するサービス。開発成果は「39Meister Crowd Funding」によって資金調達の手段を提供するだけでなく、(株)朝日新聞社が持つ情報編集力・発信力も活用しながら一般消費者にプロダクトを提案することができる。
7)15:45~16:10
制御と暗号化をリアルタイムに処理するものづくり製造業のIoT化に向けたセキュリティ技術
国立大学法人電気通信大学 情報理工学域 准教授 小木曽 公尚
製造業のIoT化にあたっては、生産工程におけるサイバー攻撃への対策が非常に求められている。しかし、従来の暗号技術では生産データを溜め込むPC、サーバ、PLC等の制御端末のセキュリティ性は脆弱である。そこで、制御用端末の情報処理をリアルタイムに暗号化し、かつ制御機能への影響も無いセキュリティ技術を開発した。
8)16:10~16:35
スマートアグリの新しいビジネスモデル「空宙栽培による都市型農業とサービスの融合」
国立大学法人電気通信大学 情報理工学域 教授 佐藤 証
空宙栽培により、ビルの屋上やベランダなど屋内外の遊休地を利用して付加価値の高い食物を栽培でき、消費者が農業を楽しめるサービスを提供する都市型農業ビジネスを目指す。商業施設、病院、小学校、観光農園等に提案可能。
9)16:35~17:00
IoTビジネスの成功を支えるマネタイズ・プラットフォームとは?
Zuora Japan株式会社 Marketing Manager 藤野 誠一郎
IoTで成功するためには、従来の「プロダクト販売」モデルから「サブスクリプション」へのビジネスモデル変革が必要になり、これにより 「フロー」から「ストック」型へのシフトが実現できる。欧米の事例を交えて、プラットフォームに必要とされる仕組みと要件を紹介する。
※終了後、交流会
主催/港区産業・地域振興支援部 産業振興課 03(3578)2551
企画運営/株式会社キャンパスクリエイト(電気通信大学TLO)
後援/フジサンケイビジネスアイ、イノベーションズアイ
協力/西武信用金庫