トップページ > 最新情報 > 昨年から継続して、当社は、中小企業庁が実施する「令和6年度 中小企業のイノベーション創出を支援するイノベーション・プロデューサー」に採択されました。
2024年5月31日
イノベーションを創出し、新製品・新サービスを生み出すためには、自社の強みの認識・言語化を行うとともに、既存事業の関係先以外のニーズを探索し、得られたニーズと自社の強みの間を往復しながら新製品・新サービスの構想・具体化を行い、差別化戦略を構築する機能が必要です。本事業は、こうした機能を補完又は中小企業に代わって提供し、新製品・新サービスの創出を支援する「イノベーション・プロデューサー」の活動拡大の実証事業を行います。また、実証を通じて、新製品・新サービスを生み出すプロセス・手法の整理や、イノベーション・プロデューサーに係る広報を行うものです。
当社は中小企業の新規事業開発とイノベーション創出を全面的に支援することを目的に掲げ、令和5年度の本事業において、イノベーション・プロデューサーおよび次世代のプロデューサー候補であるイノベーション・コーディネーターによる支援活動を実施してきました。本年度も引き続き、支援対象企業に対して企業の成長を支援する戦略やツール、ノウハウを提供すると共に、主要な業界の専門知識を有するプロコミュニティを活用した新規市場展開、成長戦略立案や資金調達支援などの事業発展のための包括的サポートを実施します。また、本事業を通じて新製品開発までのプロセスを整備し、PBL(Project Based Learning)/OJT (On the Job Training)、ワークショップを通して、次世代のイノベーション・プロデューサーの育成に取り組みます。
■イノベーション・プロデューサー 大津留 榮佐久
外資系半導体メーカー等で半導体、産業機器領域での豊富な新規事業開発の経験、大学においても産学連携事業プロデュースにおける実績ノウハウを有し、一般社団法人OSTiを立ち上げ「高度人材を組織化し、実社会への価値提供実現を支援する」をサービスモデルの根幹に位置づけ、産学官連携による社会課題解決に向けて多様なプロデューサー集団を束ね、ニーズに応じて支援を行ってきたプロフェッショナル人材。
<現在の活動>
(一社)OSTi(オスティ) 代表理事
(国研)日本原子力研究開発機構(JAEA)
研究開発推進部 シニアアドバイザー(SA)
(公財) 研究・イノベーション学会 参与 プロデュース研究分科会幹事
大阪大学 量子情報・量子生命研究センター(QIQB)特任教授