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エネルギー利用最先端技術が拓く新ビジネス創出セミナー2014を開催いたします。(12月4日(木) 13:00~17:00)

2014年10月31日

平成26年12月4日(木)、港区立男女平等参画センターにて「エネルギー利用最先端技術が拓く新ビジネス創出セミナー2014」を開催いたします。
エネルギー分野は製造業・建設業・サービス業も含めて様々な業界と密接に関係しており、市場トレンドの変化や技術の発展に対応したエネルギーを有効に活用するビジネスを進めるためには、最新の政策・先端技術・事例等の情報を迅速に把握し、「目利き」し、優れたパートナーとの連携や制度の有効活用の元に、最善のビジネスプランを作ることが重要です。

エネルギービジネスに関わっている方、エネルギー分野に興味がある方など、皆様のご参加をお待ちしております。

(印刷・FAX送付用データは下記よりダウンロードください)
PDFパンフレットのダウンロードはこちら(PDF)

20141031093243.png20141031093311.png【開催趣旨】
エネルギー問題は日本の産業・環境問題を大きく左右する最重要課題であり、電力・ガス小売全面自由化やFIT、分散型エネルギーシステム/エネルギー利用機器の普及促進など、様々な政策が進められています。
本セミナーでは「経済産業省のエネルギー政策動向及び関東スマコミ連携体の取組のご紹介」とともに「色素増感太陽電池を用いた環境発電」「蓄電池」「燃料電池」「バイオマス発電」「バイナリー発電」「熱発電チューブ」「電力センサ」等、今後大いに普及が期待されるエネルギー利用機器の最先端技術、及び関連するNEDOの公的支援事業をご紹介し、企業間連携を促進することで新ビジネスの創出を目指します。

【日時】
平成26年12月4日(木) 13:00~17:00

【会場】
港区立男女平等参画センターリーブラ 5階ホール(港区芝3丁目1番47号)

【定員】
200名(先着順)
※港区内・区外の企業・大学・公的機関・NPO・自治体・個人等を含めて幅広くご参加可能です。

【参加費】
 無料

【申込方法】
申込期間:平成26年11月1日(土)~12月2日(火)
電話/みなとコール 03(5472)3710 受付時間/9:00~17:00
     ※11月1日のみ14:00~17:00
FAX/03(5777)8752 ※ファックス申込書は上記データからダウンロードください。

<スケジュール>

1)13:00~13:30 
「経済産業省のエネルギー政策動向及び関東スマコミ連携体の取組のご紹介」
関東経済産業局  資源エネルギー環境部      

経済産業省のエネルギー政策動向を紹介する。また、関東経済産業局では先端的なスマートコミュニティモデルの導入普及に向けて行政・企業・大学等間の情報交流・連携を推進しており、取組を紹介する。

2)13:30~13:55 
「完全固体型色素増感太陽電池による環境発電(エネルギーハーベスティング)への応用」
株式会社リコー 画像エンジン開発本部 機能材料開発センター NT開発室 田中 裕二

完全固体型の色素増感太陽電池を開発した。液体型の課題である安全性、耐久性の問題を解決し、屋内環境においてa-Si太陽電池の2倍以上の高出力を達成。屋内照明等の微弱光でも発電できるため、環境発電による自律型電源として活用を目指す。

3)13:55~14:20 
「鉛電池とリチウムイオン電池の利点を生かした新しい蓄電システム”バインド電池”」
CONNEXX SYSTEMS株式会社 代表取締役社長 塚本 壽

リチウムイオン電池に代表される非水系電池と鉛電池とを結合し、フロート充電が可能なバインド電池を開発、特許化した。過充電性能の向上による安全性の確保、非常に簡易な制御システムにより、安全、高信頼、低コストな蓄電システムを実現出来た。
         
4)14:20~14:45 
「薄膜積層一体焼結型SOFCスタック”Printed Fuel Cell®”」
株式会社FCO Power 代表取締役社長 日比野 智彦

Printed Fuel Cell®は、すべての層をスタックとして1回で一体焼結する薄膜積層型SOFCスタック。その薄膜構造を活かし、世界最高レベルである3kW/L以上のスタック体積出力密度を実現する。また、製造方法が量産に適するだけでなく、必要部材量・部品点数が非常に少ないため、スタックの大幅な低コスト化が可能となる。

     ☆☆  休憩  14:45 ~ 15:00  ☆☆

5)15:00~15:25 
「域産域消の資源循環~小型木質バイオマス発電による小規模分散型発電網の構築~」
株式会社ZEエナジー 取締役社長 松下 康平

バイオマス発電は「小規模区域」で地産地消で発電することが望ましいが、既存技術ではタール発生等の課題から小規模向けは実用化されていなかった。ZEエナジーは自社の炭化技術を応用してコンパクトなバイオマス発電装置を実現した。発電時の排熱を効果的に有効利用することで、固定価格買取制度(FIT)の売電収入とともに熱供給も可能。

6)15:25~15:50 
「安定稼働・高効率・保守フリーな小型バイナリ―発電による未利用熱エネルギーの活用」
第一実業株式会社 プラント・エネルギー事業本部 資源開発部 部長 五十嵐 進

米国アクセスエナジー社と国内における独占的製造権、販売権を取得。独自技術である非接触の磁気軸受を採用したタービン発電機により、安定稼働・高効率・保守フリーな小型バイナリ―発電システムを製造・販売する。製造・販売とも国内外の企業と密に連携し、地熱・温泉・焼却排熱、工場排熱など、未利用熱エネルギーの活用ビジネスを提案する。
 
7)15:50~16:15
「100℃以下の温水を熱源として効率良く発電する熱発電チューブ」
パナソニック株式会社 R&D本部 先端技術研究所 菅野 勉

熱エネルギーを電力に変換して発電する熱発電チューブを開発。200時間を超える検証試験において、96℃の温水排熱から、設置面積換算で太陽光発電の約4倍となる246Wの発電性能を確認している。
 
8)16:15~16:40 
「小型・安価・多機能な磁性薄膜電力センサの事業化」
大阪市立大学 電子情報系専攻 辻本 浩章 教授

磁性薄膜電力センサは従来型電力計と異なる原理を用いて、一円玉サイズの小型化、一個100-数百円の価格性と、リアルタイムに消費電力のみならず力率(エネルギー効率)までもセンシングできる多機能性を有する。サンプル提供を既に開始しており、EMS、サーバ、モビリティ、バッテリ、通信等、電力計測を要する用途へ適用を図る。 

9)16:40~17:00
 「「エネルギー・環境新技術先導プログラム」等のエネルギー分野向け公的支援事業のご紹介」
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 イノベーション推進部 井出 弘

NEDOでは平成26年度より新たに「エネルギー・環境新技術先導プログラム」の事業を開始することを代表として、「新エネルギーベンチャー技術革新事業」「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」など、新エネルギー・省エネルギー分野における様々な研究開発および導入普及に係る支援事業を実施している。

※終了後、講師との交流


主催/港区産業・地域振興支援部 産業振興課 03(3578)2551
企画運営/株式会社キャンパスクリエイト(電気通信大学TLO)
後援/関東経済産業局、フジサンケイビジネスアイ、イノベーションズアイ
協力/西武信用金庫

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