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電気通信大学 新技術説明会を開催いたします。(2016/5/17(火) 11:55~)

2016年4月15日

平成28年5月17日(火)、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)にて「電気通信大学 新技術説明会」を開催いたします。
電気通信大学のシーズを8件ご紹介いたします。ぜひご参加ください。

【日時】5月17日(火)11:55~16:00(11:25 開場)
【場所】JST東京本部別館1Fホール(東京・市ヶ谷)
【地図】https://shingi.jst.go.jp/access.html

≪プログラム≫

◆11:55~12:00 開催挨拶

電気通信大学 研究推進機構 産学官連携センター長 中嶋 信生

◆12:00~12:25
「任意のオノマトペで表される見た目、手触り、味・食感などを実現する材料・物理特徴
量提案技術」
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/uec/uec_program/tech_property.html#pbBlock10179

電気通信大学 大学院情報理工学研究科 情報学専攻 教授 坂本真樹

 「さらふわ」「ぷちぷち」といったオノマトペに代表される任意の音象徴語を入力する
と、音韻と材料・物理特徴量を関連付けたデータテーブルを参照することで、任意のオノ
マトペで表される印象を実現する物理特徴を定量的に出力する技術。味、見た目、手触り、
香り、音全ての五感・質感に適用可能である。

◆12:30~12:55
「学習が”容易な”声質変換技術」
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/uec/uec_program/tech_property.html#pbBlock10695

電気通信大学 大学院情報理工学研究科 情報・ネットワーク工学専攻 中鹿亘

 本発表では、モデルの学習を”容易”に行える声質変換技術を紹介する。本技術では、
音声信号から自動的に話者と音韻に関する情報に分離し、逆にそれらから音声信号を生成
できるモデルを用いて声質変換を行う。本技術はこれまでの声質変換モデルの学習を困難
としていた「パラレルデータ」を必要としないため、より学習が”容易に”行える。

◆13:00~13:25
「光受容タンパク質を用いた人工受容野でヒトの視覚情報処理を実現する」
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/uec/uec_program/tech_property.html#pbBlock10180

電気通信大学 大学院情報理工学研究科 基盤理工学専攻 岡田佳子

 視物質に似たタンパク質を透明電極にパターニングするだけというシンプルな方法で、
視覚系ニューロンが光刺激に反応する視野の範囲「受容野」構造を模倣した空間フィルタ
ー素子を作製し,アナログ画像処理に適用する。

◆13:30~13:55
「歩行動作の評価・学習システム - 健康長寿をアシストする」
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/uec/uec_program/tech_property.html#pbBlock10185

電気通信大学 大学院情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 岡田英孝

 身体諸機能の加齢変化にともない歩行動作も加齢にともなって変化する。本手法は歩行
中の姿勢や力・パワー発揮の標準的な加齢変化に基づき、歩行動作の加齢度を評価するも
のである。また、歩行動作をリアルタイムにフィードバックすることで歩行動作の学習も
可能とする。

◆14:00~14:25
「迅速試作のための力覚援用による機械加工インタフェースの開発」
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/uec/uec_program/tech_property.html#pbBlock10186

電気通信大学 大学院情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 森重功一

 直感的な機械加工による切削RP(ラピッドプロトタイピング)技術の開発を目的として
いる。CAMソフトウェアによるNCデータ作製などの機械加工に関する作業におけるユーザ
ビリティの改善に着目し、直感的かつ効率的な工程作業設計を実現するためのインタフェ
ースを実現する。

◆14:30~14:55
「次世代型高性能熱交換器開発のための伝熱管内流れの可視化および熱伝達予測式の提
案」
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/uec/uec_program/tech_property.html#pbBlock10187

電気通信大学 大学院情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 榎木光治

 次世代型冷凍空調用熱交換器等は、内径1mm程度の微細流路を使用して開発が進められ
ている。沸騰や凝縮といった相変化を伴う微細流路内流れを高速度カメラで可視化して、
熱伝達メカニズムを明らかにする。

◆15:00~15:25
「設計情報学 – 革新デザインを目指して」
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/uec/uec_program/tech_property.html#pbBlock10188

電気通信大学 大学院情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 千葉一永

 設計情報学は問題定義、最適化、データマイニングによって構成される効率的な設計方
法論である。本方法論の最終目標は、設計者への発想支援である。そのため、最適化やデ
ータマイニングはアルゴリズムや適用法がトピックだが、設計情報学というシステムのエ
ッセンスは問題定義にある。多数の設計者の議論を経て問題を定義し、設計空間を構造
化・可視化することで、設計情報を俯瞰する。

◆15:30~15:55
「公開鍵暗号方式を用いた制御システムのサイバーセキュリティ強化技術」
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/uec/uec_program/tech_property.html#pbBlock10189

電気通信大学 大学院情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 小木曽公尚

 制御演算部(コントローラ)は、フィードバック情報、運転指令、制御量やそれを演算
するためのパラメータなど、制御システムにとって重要な情報が集まるところである。提
案技術は、これらの信号およびパラメータを暗号化し、暗号化したまま制御量を直接計算
するための暗号化制御システムを与える。これにより、制御システムを稼働させるために
必要な制御器内部の情報がすべて暗号化され、演算部へのハッキング等による情報の盗
窃・漏洩への予防的対策が可能となる。

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