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電気通信大学 新技術説明会を開催いたします。(5/12(火) 12:45~16:00)

2015年5月12日(火)、独立行政法人科学技術振興機構にて「電気通信大学 新技術説明会」を開催します。電気通信大学の研究者6名よりシーズを発表します。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

【詳細URL】 電気通信大学 新技術説明会ホームページ(外部リンク)

【日時】
2015年5月12日(火) 12:45~16:00

【場所】
JST東京本部別館1Fホール(東京・市ヶ谷)
http://shingi.jst.go.jp/kobetsu/uec/2015/access.html

【プログラム】

12:45-12:50
開会挨拶
研究推進機構 産学官連携センター長 中嶋 信生

12:50-13:00  
テーマ:電気通信大学の産学官連携事業紹介
研究推進機構 産学官連携センター 産学官連携支援部門長 田村 元紀

13:00-13:25
テーマ:スマートミキサー・音と音の新しい混合方法
情報理工学研究科 情報・通信工学専攻 准教授/高橋 弘太

(新技術の概要)
音信号の混合は、通常は加算演算で行われ、混合された音を聞くと、マスキング現象により、ある音が他の音に妨害されて聴き取りにくくなるということが避けられない。スマートミキサーでは音と音を時間周波数平面に展開し、優先度を設けたキメ細かな非線形演算で音を混合することで、この問題を解決する。

(従来技術・競合技術との比較)
従来のカーオーディオでは、ナビ音声の発声時には音楽の音量が大きく下げられてしまい助手席で音楽を楽しんでいた人にとっては音楽が中断されたに近い不快感を得ることがあった。本技術を使うことで、音楽の音量感を保ったままナビ音声を聴き取らせることが可能となる。本技術は、カーオーディオに限らず、音と音を重ねる多くの場面で活用可能である。

(新技術の特徴)
・第一の音の音量を下げることなく第二の音を重ね、第二の音を明瞭に聴き取らせることが可能。
・「優先度」という概念で混ぜ具合を調整できる。従来は「音量」以外に混ぜ具合を調整できる指標は無かった。
・伴奏とボーカルの混合に際し、今まで存在しなかった混合が可能となるので作曲の可能性も広がる。
・ゲームやパソコン操作など、複数の音を当時に利用者に聴かせる場面に広く使うことができる。

(想定される用途)
・スマートフォン用アプリ。撮影した動画にBGMやナレーションを手軽に加えることができる。
・カーオーディオ。カーナビの音声の聴き取りを妨げずに音楽再生を続行可能。
・カラオケ装置。演奏の音量間を損ねることなくボーカルを際立たせることができる。
・DAW(ディジタル・オーディオ・ワークステーション)。楽器ごとの優先度付与で、斬新な音楽作品の制作が可能。

13:30-13:55
テーマ:ハードウェア支援にもとづくビッグデータ処理基盤情報・ソフトウェア
情報システム学研究科 情報ネットワークシステム学専攻
助教/吉見 真聡

(新技術の概要)
ネットワークとストレージを密結合するFPGAボードを用いて、アプリケーションに応じてデータ経路中で演算を行う専用ハードウェアにより、高速かつ省エネルギーなビッグデータ処理基盤を構築した。

(従来技術・競合技術との比較)
近年のメニーコアプロセッサやSSDのような近年の高速な計算コンポーネントを直結する機構として専用ハードウェアを使用する方法を提案しており、従来の計算機システムに新たな高速化技術を導入可能としている。

(新技術の特徴)
・10Gbpsを超える高速に到着するデータパケットに対して,ワイヤスピードで集約演算が可能。
・蓄積データの抽出、集約、結合演算を専用ハードウェアにオフロードして省エネルギーかつコンパクトな計算基盤の実現。
・大規模データを用いた実際的な性能評価。

(想定される用途)
・金融情報やセンサデータに対する即応処理
・大規模蓄積データ解析(データウェアハウス)における問い合わせ処理
・コンパクトかつ高性能なデータセンタの実現

14:00-14:25
テーマ:ダイヤモンド集積デバイス用プラットフォームの作製
情報理工学研究科 先進理工学専攻 教授/一色 秀夫

(新技術の概要)
Si基板上の高配向ダイヤモンド核形成および,Si基板上のダイヤモンド選択ヘテロエピタキシャル成長技術を融合・最適化し,パワーデバイス活性領域となる数十μm□の単結晶ダイヤモンドをSi基板上に選択形成する技術を提供する。

(従来技術・競合技術との比較)
ダ イヤモンド・パワーデバイスの実現が期待され,その研究開発はホモエピタキシャル成長が主流となっている。本提案は高配向ダイヤモンド核形成によりSi基 板上のヘテロエピタキシャル成長を実現することで,SiシステムLSIとダイヤモンド・パワーデバイスとの集積化を可能にし,開発期間を短縮する。

(新技術の特徴)
・Si基板に配向したダイヤモンド単結晶を形成できる。
・デバイスサイズの単結晶ダイヤモンドをSi基板上に任意に配列することができる。
・大面積ダイヤモンド・デバイス開発用プラットフォームを可能にする。

(想定される用途)
・ダイヤモンド・デバイス開発用プラットフォームとしての一般的用途
・ダイヤモンドパワーデバイスとSi‐LSIの集積システム開発
・ダイヤモンド単一光子源の開発とシリコンフォトニクスの融合

14:30-14:55
テーマ:(2+1)次元映像アノテーションシステム
情報理工学研究科 総合情報学専攻 教授/兼子 正勝

(新技術の概要)
Web上で配信する動画に対して、時間軸上の任意の箇所で、画面フレーム内の2点間を結んだ線分に対してアノテーションを行う。また、アノテーションを持つ線分を、動画の視聴時に動画に重ねて表示し、線分を選択することで付与されたアノテーションを閲覧することができる。

(従来技術・競合技術との比較)
従来技術では画面フレーム内の1点や矩形範囲を対象としたアノテーションは可能であったが、「2点を結ぶ線分」に対するアノテーションは新奇である。これにより、画面内の複数オブジェクト間の「関係」や、オブジェクトの「運動」に対するアノテーションが可能になる。

(新技術の特徴)
・動画フレーム内の任意の2点を指定してそれを結んだ線分に対してアノテーションを付与する。
・動画の視聴時に、コメントが付与された線分が、似た線分同士はまとめられた状態で動画上に表示される。
・動画の時間範囲を指定することで、範囲内に付与された線分が累積表示され、ユーザの興味の推移を可視化できる。

(想定される用途)
・2点を結ぶということで関係や運動を対象としたコメントができる ex.ドラマの人間関係、スポーツの選手の動き
・関係や運動に注目できるので、映像に対して、趣味的あるいは学術的に高度なアノテーションができる
・動画中の関係や運動などより詳細な内容を話題としたコミュニケーションを活性化できる

15:00-15:25
テーマ:モバイルデバイスでのコンパクトな物体認識エンジン実現のための学習パラメータ圧縮技術
情報理工学研究科 総合情報学専攻 教授/柳井 啓司

(新技術の概要)
本技術は、物体認識において一般的に用いられる線形識別器の重みパラメータを圧縮するための技術である。認識対象種類が増えると、種類数に比例して認識システムが保持しておくべき重みパラメータの量が増大する。近年、1000種類を超えるような大規模物体認識が一般的になっているが、本技術を用いることによって、それがスマートフォンやタブレット端末などのモバイル端末上で実現可能となる。

(従来技術・競合技術との比較)
従来は利用可能なメモリ容量がPCやサーバに比べて限られているモバイル端末上で、大規模物体認識を行うことは困難であったが、本技術を用いることでそれが可能となる。

(新技術の特徴)
・物体認識アプリにおいて必要メモリが1/16~32まで圧縮できる。
・動画の視聴時に、コメントが付与された線分が、似た線分同士はまとめられた状態で動画上に表示される。
・動画の時間範囲を指定することで、範囲内に付与された線分が累積表示され、ユーザの興味の推移を可視化できる。

(想定される用途)
・モバイル食事画像認識
・自動分類機能付きモバイル写真アルバムアプリ
・デジタルカメラへの画像認識機能の実装

15:30-15:55
テーマ:動く物体へ映像投影を可能にする動的プロジェクションマッピング技術
情報理工学研究科 総合情報学専攻 准教授/橋本 直己

(新技術の概要)
一般的には、静止している物体を対象として行われるプロジェクションマッピングを、動的な物体に対して拡張する技術。実時間での物体追跡技術と投影における遅延補償技術で構成される。
従来技術・競合技術との比較
3次元物体追跡処理では、予測フィルタと点群データの最適化により、従来手法よりも高速な追跡(45~60fps)を実現する。また、遅延補償はGPUによる実時間動き解析により、120fps以上で補償映像を生成する。

(新技術の特徴)
・距離画像(3次元点群)ベースの3次元物体追跡技術
・対象の3次元点群の点群数削減技術
・対象物体に依存しない、動きを含んだ画像ベースでの遅延補償

(想定される用途)
・インタラクティブなデザイン検討ツールや教材
・ショールーム等でのインタラクティブな展示
・人物への投影による空間演出(ファッションショー、テーマパークアトラクション等の娯楽、バーチャルリアリティ)

(筑波大学)第三回 オープンファシリティー研究機器共同利用説明会のご案内(2015年6月17(水)13:30~16:00)

平成27年6月17日(水)、筑波大学 大学会館3階にて「第三回オープンファシリティー研究機器共同利用説明会」を開催します。

筑波大学では教育研究を効率的に推進するため、設備の有効利用を全学的な最重要課題として捉え、平成24年度より、研究基盤総合センター オープンファシリティー推進室にて全学の設備サポート整備を実施しております。
本説明会では、Web システムによるオープンファシリティー研究機器利用方法の説明に加えて、共同利用機器保有部局(医学医療系、生命環境系、数理物質系、研究基盤総合センター) からも機器の特徴、用途及び研究例等を紹介いたします。また、招待講演として近隣連携機関である産業技術総合研究所より、研究機器の共同利用について紹介いただきます。
 新しく研究室に配属された方をはじめ、共同利用が可能な研究機器に関心のある方、まだオープンファシリティーの利用方法をご存知ない方等、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

20150424111341.png(印刷・ダウンロードはこちら)
パンフレットPDFデータ

【日時】
平成27年6月17日(水) 13:30~16:00

【場所】
筑波大学 大学会館3階 国際会議室 アクセスマップ
※大学会館前バス停より、徒歩3分 留学生センター(1・2階)の上階(3階)が国際会議室です。

【プログラム】
1. 開会・挨拶
    理事・副学長 三明 康郎 
2. 「筑波大学オープンファシリティーの成果と今後の方向」
    研究基盤総合センター長 新井 達郎
3. 「オープンファシリティーと研究機器共同利用及び委託対応の概要」
    オープンファシリティー推進室 連携コーディネーター 青木克裕
4. 共同利用機器の紹介
     医学医療系            技術専門職員 秋山 佳代
     生命環境系           准教授      宮村 新一
     数理物質系           技術職員    加藤 一郎
     研究基盤総合センター 教授       中谷 清治
5. 「Web システムによるオープンファシリティー研究機器利用及び委託対応について」
   オープンファシリティー推進室 連携スタッフ( アソシエート・コーディネーター) 佐々木 絢子
6. 招待講演: 「産業技術総合研究所の研究機器共同利用の紹介」
     国立研究開発法人 産業技術総合研究所 つくばイノベーションアリーナ推進本部 共用施設調整室 主査 浅沼 周太郎
7. 利用コンサル・デスク

<問い合わせ先>
国立大学法人筑波大学 研究基盤総合センター オープンファシリティー推進室
Tel:029-853-2486 E-Mail: of-staff@openfacility.sec.tsukuba.ac.jp

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■筑波大学 オープンファシリティー研究基盤総合センター オープンファシリティー推進室について
オープンファシリティーとは、国立大学法人筑波大学が保有する研究設備の有効利用を図ることにより、最先端の機器を容易に利用できるようにするシステムです。
オープンファシリティー推進室では、共同利用機器のデータベース管理・再利用・再配置、技術相談・技術指導・講習会等の企画・運営、活動状況の発信等をいたしております。
                    <オープンファシリティー 登録機器/委託マップ> ※平成27年4月現在
20150424111837.png詳しくは、下記URLをご参照ください。

≪ホームページ≫

http://openfacility.sec.tsukuba.ac.jp/

≪機器委託検索≫

http://openfacility.sec.tsukuba.ac.jp/public/fee/

≪登録機器MAP≫

http://openfacility.sec.tsukuba.ac.jp/public/openf3/

「第一回中央大学研究室紹介ツアー ~ロボティクス・IT編~」を開催いたします。(4/22(水))

2015年4月22日(水)、中央大学にて「第一回中央大学研究室紹介ツアー ~ロボティクス・IT編~」を開催いたします。中央大学が強みとするロボティクス・IT分野に関する6研究室、約30の研究テーマを研究室ツアー形式でご紹介いたします。
ツアー終了後は、交流会にて研究者とじっくりお話いただけます。
産学官連携や大学のシーズに関心がある方は是非ご参加ください。
20150331134530.png20150331134639.pngPDFデータのダウンロードはこちら

【開催趣旨】

中央大学の強みであるロボティクス・IT分野の研究者6名のシーズをツアー形式でご紹介します。人工知能、学習機能、画像処理、環境認識、RTミドルウェア、高精度デジタル制御などソフトウェアを中心とした要素技術から、マニピュレータ、動力伝達、ヒューマンインタフェース、センシングデバイスなどハードウェアを中心とした要素技術まで、様々な用途へ活用可能な研究シーズをデモを交えながら約30テーマご紹介することで、企業が大学の研究シーズを活用した新しいビジネスチャンスのきっかけに繋げることを目的とします。

【日時】
2015年4月22日(水)  ツアー:13:00~17:00 交流会:17:00~

【場所】
中央大学 後楽園キャンパス 3号館10階大会議室
(〒112-8551 東京都文京区春日1-13-27)

(アクセスマップ)
http://www.chuo-u.ac.jp/access/kourakuen/

※東京メトロ丸ノ内線・南北線『後楽園駅』から徒歩5分
  都営三田線・大江戸線『春日駅』から徒歩6分
(キャンパスマップ)
http://www.chuo-u.ac.jp/campusmap/kourakuen/
※3号館の10階へエレベーターからお上がりください。

【定員】
100名(先着順)

【参加費】
ツアー:無料 (交流会費:1,000円)

【申込方法】
下記からお申し込みください。

http://kokucheese.com/event/entry/279868

【研究室】
1)知的計測システム研究室 教授 梅田 和昇
 研究テーマ(例):インテリジェントルーム

2)ヒューマン・システム研究室 准教授 新妻 美保子
 研究テーマ(例):犬の愛着行動モデルのロボットへの適用と人とのコミュニケーション

3)ロボット工学研究室 教授 大隅 久
 研究テーマ(例):ワイヤ懸垂ロボット

4)バイオメカトロニクス研究室 教授 中村 太郎
 研究テーマ(例):高出力人工筋肉や生物型ロボットの開発と応用

5)生体医工学研究室 准教授 諸麥 俊司
 研究テーマ(例):頭部筋活動を検知するパワーグローブ用インタフェース

6)計測制御工学研究室 教授 國井 康晴
 研究テーマ(例):屋外活動ロボットの知能化・遠隔制御アーキテクチャ

※ツアーでは参加者は数グループに分かれ、各研究室を見学して回ります。
※上記以外にも様々なテーマ(約30テーマ)をご紹介します。

【問い合わせ先】
株式会社キャンパスクリエイト 技術移転部 オープンイノベーション推進室 須藤 慎
Tel:042-490-5728 E-Mail:sudoh@campuscreate.com

主催:中央大学 理工学研究所、株式会社キャンパスクリエイト
協力:公益財団法人川崎市産業振興財団

※㈱キャンパスクリエイトは、2014年12月、産学連携の促進を目的として
  中央大学理工学研究所と包括提携を締結しました。
※川崎市産業振興財団は、「産学連携・試作開発促進プロジェクト」として、
  地域の中小企業と大学との「顔の見える関係づくり」を目指しています。
  中央大学、㈱キャンパスクリエイトは川崎市産業振興財団の連携大学・機関です。

「人に可愛がられる見守りロボット デモ体験セミナー」を開催いたします。(3/7(土)13:00~14:50)

平成27年3月7日(土)、電気通信大学にて「人に可愛がられる見守りロボット デモ体験セミナー」を開催いたします。
電気通信大学が試作した3種類のロボットのご紹介・デモ体験と、人と家庭用ロボットの共生に向けた講演、パネルディスカッションを行います。
家庭用ロボットや見守りサービスに関心がある方は是非お気軽にご参加ください。

20150227070528.png20150227070607.pngPDFデータのダウンロードはこちら

【開催趣旨】

ロボットが家庭に普及し、家族とコミュニケーションを取りながら家族の手助けを行う時代がきています。
また、少子高齢化や共働き世帯の増加傾向から、児童や高齢者の見守りのニーズが高まっています。
電気通信大学では、文部科学省「大学等シーズ・ニーズ創出強化支援事業」の採択を受けて、未来のライフサポートシステム「可愛がられるコミュニケーション見守りロボット」をイメージして、3種類のロボットを試作しました。
本セミナーでは「人と家庭用ロボットが共生する社会に向けて」をテーマの講演と、試作した3種類のロボットのデモ紹介、ご体験をいただくとともに、「コミュニケーション見守りロボット」の普及に向けたパネルディスカッションを行います。

【日時】
2015年3月7日(土) 13:00~14:50

【場所】
国立大学法人 電気通信大学 東7号館4階415号室

【参加費】
無料

【申込方法】
下記からお申し込みください。

https://ssl.kokucheese.com/event/entry/269950/

【スケジュール】

1)13:00~13:10 開催挨拶、事業紹介

2)13:10~13:50 講演
テーマ:人と家庭用ロボットが共生する社会に向けて
講演者:国立大学法人電気通信大学 情報理工学部 教授 長井 隆行

3)13:50~14:15 ロボットのデモ体験

・お茶サーバ型コミュニケーション見守りロボット「お茶っち」
・Rapiroを用いたコミュニケーション見守りロボット「すくすくロボット」
・NAOを用いたコミュニケーション見守りロボット

4)14:15~14:50 パネルディスカッション
テーマ:可愛がられるコミュニケーション見守りロボットの普及に向けて

【問い合わせ先】
株式会社キャンパスクリエイト 技術移転部 須藤 慎
Tel:042-490-5728 E-Mail:sudoh@campuscreate.com

主催:国立大学法人電気通信大学
企画運営:株式会社キャンパスクリエイト(電気通信大学TLO)
 ※本セミナーは「大学等シーズ・ニーズ創出強化支援事業」の採択を受けて実施します。

エネルギー利用最先端技術が拓く新ビジネス創出セミナー2014を開催いたします。(12月4日(木) 13:00~17:00)

平成26年12月4日(木)、港区立男女平等参画センターにて「エネルギー利用最先端技術が拓く新ビジネス創出セミナー2014」を開催いたします。
エネルギー分野は製造業・建設業・サービス業も含めて様々な業界と密接に関係しており、市場トレンドの変化や技術の発展に対応したエネルギーを有効に活用するビジネスを進めるためには、最新の政策・先端技術・事例等の情報を迅速に把握し、「目利き」し、優れたパートナーとの連携や制度の有効活用の元に、最善のビジネスプランを作ることが重要です。

エネルギービジネスに関わっている方、エネルギー分野に興味がある方など、皆様のご参加をお待ちしております。

(印刷・FAX送付用データは下記よりダウンロードください)
PDFパンフレットのダウンロードはこちら(PDF)

20141031093243.png20141031093311.png【開催趣旨】
エネルギー問題は日本の産業・環境問題を大きく左右する最重要課題であり、電力・ガス小売全面自由化やFIT、分散型エネルギーシステム/エネルギー利用機器の普及促進など、様々な政策が進められています。
本セミナーでは「経済産業省のエネルギー政策動向及び関東スマコミ連携体の取組のご紹介」とともに「色素増感太陽電池を用いた環境発電」「蓄電池」「燃料電池」「バイオマス発電」「バイナリー発電」「熱発電チューブ」「電力センサ」等、今後大いに普及が期待されるエネルギー利用機器の最先端技術、及び関連するNEDOの公的支援事業をご紹介し、企業間連携を促進することで新ビジネスの創出を目指します。

【日時】
平成26年12月4日(木) 13:00~17:00

【会場】
港区立男女平等参画センターリーブラ 5階ホール(港区芝3丁目1番47号)

【定員】
200名(先着順)
※港区内・区外の企業・大学・公的機関・NPO・自治体・個人等を含めて幅広くご参加可能です。

【参加費】
 無料

【申込方法】
申込期間:平成26年11月1日(土)~12月2日(火)
電話/みなとコール 03(5472)3710 受付時間/9:00~17:00
     ※11月1日のみ14:00~17:00
FAX/03(5777)8752 ※ファックス申込書は上記データからダウンロードください。

<スケジュール>

1)13:00~13:30 
「経済産業省のエネルギー政策動向及び関東スマコミ連携体の取組のご紹介」
関東経済産業局  資源エネルギー環境部      

経済産業省のエネルギー政策動向を紹介する。また、関東経済産業局では先端的なスマートコミュニティモデルの導入普及に向けて行政・企業・大学等間の情報交流・連携を推進しており、取組を紹介する。

2)13:30~13:55 
「完全固体型色素増感太陽電池による環境発電(エネルギーハーベスティング)への応用」
株式会社リコー 画像エンジン開発本部 機能材料開発センター NT開発室 田中 裕二

完全固体型の色素増感太陽電池を開発した。液体型の課題である安全性、耐久性の問題を解決し、屋内環境においてa-Si太陽電池の2倍以上の高出力を達成。屋内照明等の微弱光でも発電できるため、環境発電による自律型電源として活用を目指す。

3)13:55~14:20 
「鉛電池とリチウムイオン電池の利点を生かした新しい蓄電システム”バインド電池”」
CONNEXX SYSTEMS株式会社 代表取締役社長 塚本 壽

リチウムイオン電池に代表される非水系電池と鉛電池とを結合し、フロート充電が可能なバインド電池を開発、特許化した。過充電性能の向上による安全性の確保、非常に簡易な制御システムにより、安全、高信頼、低コストな蓄電システムを実現出来た。
         
4)14:20~14:45 
「薄膜積層一体焼結型SOFCスタック”Printed Fuel Cell®”」
株式会社FCO Power 代表取締役社長 日比野 智彦

Printed Fuel Cell®は、すべての層をスタックとして1回で一体焼結する薄膜積層型SOFCスタック。その薄膜構造を活かし、世界最高レベルである3kW/L以上のスタック体積出力密度を実現する。また、製造方法が量産に適するだけでなく、必要部材量・部品点数が非常に少ないため、スタックの大幅な低コスト化が可能となる。

     ☆☆  休憩  14:45 ~ 15:00  ☆☆

5)15:00~15:25 
「域産域消の資源循環~小型木質バイオマス発電による小規模分散型発電網の構築~」
株式会社ZEエナジー 取締役社長 松下 康平

バイオマス発電は「小規模区域」で地産地消で発電することが望ましいが、既存技術ではタール発生等の課題から小規模向けは実用化されていなかった。ZEエナジーは自社の炭化技術を応用してコンパクトなバイオマス発電装置を実現した。発電時の排熱を効果的に有効利用することで、固定価格買取制度(FIT)の売電収入とともに熱供給も可能。

6)15:25~15:50 
「安定稼働・高効率・保守フリーな小型バイナリ―発電による未利用熱エネルギーの活用」
第一実業株式会社 プラント・エネルギー事業本部 資源開発部 部長 五十嵐 進

米国アクセスエナジー社と国内における独占的製造権、販売権を取得。独自技術である非接触の磁気軸受を採用したタービン発電機により、安定稼働・高効率・保守フリーな小型バイナリ―発電システムを製造・販売する。製造・販売とも国内外の企業と密に連携し、地熱・温泉・焼却排熱、工場排熱など、未利用熱エネルギーの活用ビジネスを提案する。
 
7)15:50~16:15
「100℃以下の温水を熱源として効率良く発電する熱発電チューブ」
パナソニック株式会社 R&D本部 先端技術研究所 菅野 勉

熱エネルギーを電力に変換して発電する熱発電チューブを開発。200時間を超える検証試験において、96℃の温水排熱から、設置面積換算で太陽光発電の約4倍となる246Wの発電性能を確認している。
 
8)16:15~16:40 
「小型・安価・多機能な磁性薄膜電力センサの事業化」
大阪市立大学 電子情報系専攻 辻本 浩章 教授

磁性薄膜電力センサは従来型電力計と異なる原理を用いて、一円玉サイズの小型化、一個100-数百円の価格性と、リアルタイムに消費電力のみならず力率(エネルギー効率)までもセンシングできる多機能性を有する。サンプル提供を既に開始しており、EMS、サーバ、モビリティ、バッテリ、通信等、電力計測を要する用途へ適用を図る。 

9)16:40~17:00
 「「エネルギー・環境新技術先導プログラム」等のエネルギー分野向け公的支援事業のご紹介」
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 イノベーション推進部 井出 弘

NEDOでは平成26年度より新たに「エネルギー・環境新技術先導プログラム」の事業を開始することを代表として、「新エネルギーベンチャー技術革新事業」「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」など、新エネルギー・省エネルギー分野における様々な研究開発および導入普及に係る支援事業を実施している。

※終了後、講師との交流


主催/港区産業・地域振興支援部 産業振興課 03(3578)2551
企画運営/株式会社キャンパスクリエイト(電気通信大学TLO)
後援/関東経済産業局、フジサンケイビジネスアイ、イノベーションズアイ
協力/西武信用金庫

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株式会社キャンパスクリエイト
調布オフィス 担当:須藤 慎

〒182-8585
東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
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