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【第13回産学連携セミナー】『~ well-being を支える ~ 非接触~低侵襲生体センシング技術動向』

【開催概要】
 生体情報のセンシング技術は飛躍的に進歩しており、医療・ヘルスケアからサービス産業にいたるまで、様々な分野で応用が期待されています。特に、日常生活において負担なく、簡易に生体情報をモニタリングすることで健康を管理し、個々人がwell-beingな状態を保つことは、社会全体の重要な課題となっています。

 本セミナーでは、『非接触~低侵襲生体センシング技術』をテーマに、最新の生体センシング技術に取り組まれている研究者による講演と交流会を行います。企業のみなさまと研究者とのコミュニケーションの機会となりますよう、対面開催の企画としております。生体センサー、ヘルスケア機器・医療機器、生体計測システムの開発に携わる企業のみなさまのご参加をお待ちしております。

【日程】
2024年11月28日(木) 14:00~18:30 (13:30開場)

【場所】
電気通信大学アライアンスセンター内 『100周年記念ホール』
〒182-0026 東京都調布市小島町1-1-1(京王線 調布駅下車 北口より徒歩8分)
https://www.uac.uec.ac.jp/access.html

【参加費】
無料

【申し込み】
下記URLよりお申込みください。
https://forms.gle/DPuVqZFjfLCx8jpv5

【プログラム】
14:00~
 開会挨拶
株式会社キャンパスクリエイト 代表取締役 高橋めぐみ

14:10~
 講演「皮膚ガスセンシング‐体臭は心と体のメッセージ‐」
東海大学 理学部化学科    関根 嘉香 教授

14:50~
 講演「痛くない、マイクロニードルパッチ型センサーを開発 (Where is MAP in medicine?)」
東京大学 生産技術研究所      金 範埈 教授

15:30~ 休憩(10分)

15:40~
 講演「生体計測技術とその応用」
電気通信大学 大学院情報理工学研究科   孫 光鎬 准教授

16:20~
 講演「視る・診る・看るためのセンサ開発 ~ナノテクノロジーを用いたヒトにやさしい機能材料~」
東海大学 工学部 機械工学科    槌谷 和義 教授

17:00~
 講演「高周波を用いた誘電率センサと非侵襲血糖値センサへの応用」
法政大学 理工学部    安田 彰 教授

17:40~
 名刺交換・懇親会

18:30  閉会

【講演内容】
「皮膚ガスセンシング‐体臭は心と体のメッセージ‐」
<講演者>
 東海大学 理学部化学科   関根 嘉香 教授
<講演概要>
ヒト皮膚から放散する微量な生体ガスは「皮膚ガス」と呼ばれ、体臭の原因となります。近年の分析技術の進歩により皮膚ガスの実態が明らかとなり、その種類・放散量はヒトの身体的・生理的状態、疾病の有無、生活環境や生活行為に関連することがわかってきました。皮膚ガスは、体表面から非侵襲かつ自律的に取得でき、well-beingを支える生体信号として様々な分野での活用が検討されています。本講演では、皮膚ガスセンシングに関する研究動向を紹介します。

■「痛くない、マイクロニードルパッチ型センサーを開発 (Where is MAP in medicine?)」
<講演者>
 東京大学 生産技術研究所   金 範埈 教授
<講演概要>
本研究室では、マイクロ・ナノ微細加工技術を基盤として、ウェアラブルバイオセンサー、診断チップなど、予防医療を実現するために必要とする様々なマイクロ医療デバイス開発に取り組んでいます。最近では、生体分解性マイクロニードルを用いた新しいドラッグデリバリーシステムの実用化を目指しています。マイクロニードルパッチは、肌に貼るだけで痛みなく局所的に薬剤を効率よく届けるものとして注目され、今後、ワクチンパッチや皮膚疾患の治療への応用が期待されています。また、多孔質のセンサー用マイクロニードル製造技術を開発し、痛みなく、容易に自分の体の状態をモニタリングできるパッチ型センサーに関して紹介します。

■「生体計測技術とその応用」
<講演者>
 電気通信大学 大学院情報理工学研究科   孫 光鎬 准教授
<講演概要>
体に触れずにバイタルサインを計測する技術の研究・開発がにわかに活発になっています。例えば、マイクロ波レーダを用いることにより、体表面上に生ずる呼吸と心拍に伴う微細な動きを捉えます。また、赤外線サーモグラフィを利用して、体表面から放出される赤外線を測定し、体温を非接触で計測することができます。非接触バイタルサイン計測の利点は、患者への負担が極力少なく、しかも無拘束・無意識などが挙げられます。

■「視る・診る・看るためのセンサ開発 ~ナノテクノロジーを用いたヒトにやさしい機能材料~」
<講演者>
 東海大学 工学部 機械工学科   槌谷 和義 教授
<講演概要>

私たちのグループでは、日々の健康管理を通しての予防医療を目的とした、ほぼ無痛で血液を採取することが可能な「雌蚊の血液吸引メカニズムを模倣」して設計された血液採取が可能なウェアラブル健康監視システムの開発を行ってきました。
現在ではそれらの要素技術を基に、ウィルス等が宿主である細胞への感染時の細胞内の観察用ニードル型センサ開発、死に至るケースが多い隠れ熱中症を検出できる皮膚貼付型熱中症フレキシブルセンサの開発、口腔内のpH変化より精神的なストレス変化から肉体的な疲労を可視化するためのマウスピース型センサの開発により、連続的に生体情報の変化を観察できるデバイスの開発を試みております。
本講演では、様々な指標の数値化を目標としたセンサ開発についてご紹介させていただきます。

■「高周波を用いた誘電率センサと非侵襲血糖値センサへの応用」
<講演者>
法政大学 理工学部   安田 彰 教授
<講演概要>
プリント基板上に構成可能な高周波小型共振器を提案し、血糖値の変化による誘電率の変動を共振器の周波数特性の測定により検出する手法を紹介します。また、従来の検出精度を低下させていた溶液や基板の損失を電気的に補償する回路を提案し、0.1%以下の高精度化および小型化を実現しました。この技術はスマートウォッチなどのウェアラブル端末にも組み込むことが可能です。

【主催】
株式会社キャンパスクリエイト(電気通信大学TLO)

お問い合わせ先***********************************
お客様の課題解決を
オープンイノベーションで実践する広域TLO
株式会社キャンパスクリエイト 技術移転部
TEL:042-490-5723
E-mail:online@campuscreate.com
****************************************************

 

PFASセミナー「PFAS-AI, 人工知能を用いた3000種類のPFAS迅速分析」のご案内

【開催概要】

日時         2024年12月11日(水)13:30~
会場         サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社 横浜アナリティカルセンター 1階
     神奈川県横浜市神奈川区守屋町3-9 ※JR新子安駅、京急新子安駅より徒歩約10分
定員         80 名
参加費用    6,000円
申込期限    2024年12月6日(金)17:00まで
 お申し込み  https://pfas-analysis-seminar.peatix.com

※プログラムは予告なく変更となる場合があります。
※各演題の終了後にQ&Aの時間を設けます。
※当日の進行状況により、各演題の開始時間が前後する場合があります。

お申し込みはこちら
https://pfas-analysis-seminar.peatix.com

【主催】株式会社キャンパスクリエイト             
【協賛】サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社    
【協力機関】PFAS対策技術コンソーシアム (産業技術総合研究所)

【お問合せ先】
株式会社キャンパスクリエイト
pfas.info@campuscreate.com

※適切なサービスや目的の達成のため合理的かつ適正な範囲内において、セミナー活動を通じて取得した個人情報を協賛・協力機関に提供する場合がございます。

「大学見本市2024~イノベーション・ジャパン」に提携大学の研究出展があります

2024年8月22日(木)・23日(金)に、東京ビッグサイト南1ホールで開催される日本最大級の産学連携イベント「大学見本市2024~イノベーション・ジャパン」に、
キャンパスクリエイトが産学連携推進の支援において提携いただいている大学研究が数多く出展されます。

大学見本市2024~イノベーション・ジャパンにお越しの際は、是非以下のブースへお立ち寄りください。
また、一部、弊社「オープンイノベーション推進ポータル」において、研究の詳細を掲載しておりますので、ご覧ください。
https://www.open-innovation-portal.com/

 

【イノベーション・ジャパン開催概要】

◆会 期:2024年8月22日(木)~8月23日(金) 10:00~17:00
◆場 所:東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)
◆主 催:国立研究開発法人科学技術振興機構
◆共 催:文部科学省、他
◆入場料:無料
◆公式サイト: https://innovationjapan.jst.go.jp/

 

【提携大学 出展研究一覧】 ※大学名、五十音順

◆学習院大学
・ミトコンドリアを標的にした創薬技術と創薬開発 (柳 茂 教授)
https://www.open-innovation-portal.com/university/mitochondria.html

◆鹿児島大学
・抗新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)薬 (岡本 実佳 特任教授)

◆聖マリアンナ医科大学
・院内発症脳梗塞の発症予測 (伊佐早 健司 講師)

◆中央大学
・VR空間を移動可能な全身力触覚提示システム (中村 太郎 教授)
・犬と親しむ過程を楽しめるVRアニマルセラピー (新妻 実保子 教授)

◆電気通信大学
・『医デジ化』を推進するロボティック局在診断・局所治療システム (小泉 憲裕 准教授)
・リアルタイム鍵更新と秘密計算によるセキュアな自動制御技術 (小木曽 公尚 教授)

◆東洋大学
・SERS(表面増強ラマン分光法)による簡便・迅速化学分析 (竹井 弘之 教授)
https://www.open-innovation-portal.com/university/sers.html

◆鳥取大学
・細菌べん毛運動を抑制し病原性を低下させる生薬由来成分 (柴田 敏史 講師)
・新規再生医療等材料~エンドトキシン除去プロテオグリカン~ (田村 純一 教授)
・国内資源循環への貢献を目的とした下水中リン回収技術 (高部 祐剛 准教授)

◆法政大学
・小型・高精度ウェラブル非侵襲血糖値センサ (安田 彰 教授)
https://www.open-innovation-portal.com/university/non-invasive-blood-glucose-sensor.html

・ジオマテリアルを用いた水循環植物生育システムの開発 (渡邊 雄二郎 教授)
・高効率・低減速比でもセルフロックするロッキングギヤ開発 (相原 建人 准教授)
・パルス放電噴流床~コークスを使わない新規乾式製錬法~  (明石 孝也 教授)
https://www.open-innovation-portal.com/university/pdsb.html
・永久磁石磁化状態の非破壊推定-基礎研究から社会実装研究まで- (岡本 吉史 教授)
・新規ゲノム編集法で創出したパラジウムを蓄積する細菌 (山本 兼由 教授)
https://www.open-innovation-portal.com/university/palladium.html

◆琉球大学
・ナノ空間工学による浄水技術 (滝本 大裕 准教授)
・ハイブリッド自動車のバッテリー高効率冷却 (安田 啓太 准教授)

キャンパスクリエイトpresents~電通大を知るだけじゃもったいない研究者と話そう 座談会in 産学官連携DAY

座談会バナー

電気通信大学では、6月26日(水)産学官連携DAYを開催します。
産学官連携DAYは電気通信大学の産学連携を丸ごとご紹介するイベントです。
見て聞いて意見交換もできる対面プログラムと電通大の産学連携の取り組みを紹介する対面・オンライン共通プログラム、本学の産学連携を紹介する年間最大規模のイベントです。
キャンパスクリエイトは共催企業として、「研究者座談会」と題し、話題の研究分野について、ご紹介ならびに研究者と交流いただける会を企画しました。皆様の参加をお待ちしております!

 

開催日時 :2024年6月26日(水)14:40から16:30
開催場所 :電気通信大学100周年記念ホール (総合受付も同様)
参加費用 :無料  ※ただし産学官連携DAY内、情報交換会は有料(参加費1,000円)
お申込み方法:こちらのフォームからお申込みください。
https://forms.gle/WHekpn4hppuRSMvR8
※情報交換会に参加希望の方は6月21日までにお申込みください。

【プログラム】

早瀬先生

14:45~15:20  テーマ1
「円筒形ペロブスカイト太陽電池開発の現状と将来 」
i-パワードエネルギーシステム研究センター​ 早瀬 修二 特任教授
≪概要≫ 軽量で設置が容易な円筒形太陽電池開発の現状と将来像をお話しします。
都会型太陽電池、​農業用太陽電池としてのポテンシャルを議論します。​

水野先生

15:20~15:55  テーマ2 「顔面画像を用いた生体計測 水野准教授 」
大学院情報理工学研究科 情報学専攻​ 水野 統太 准教授
≪概要≫ サーモグラフィなどの特殊な機器ではなく、ノートパソコンやスマートデバイス
に既に搭載している実画像カメラを用いて生体情報を計測し、心理を評価・推定
する手法について​紹介します。

昨年から継続して、当社は、中小企業庁が実施する「令和6年度 中小企業のイノベーション創出を支援するイノベーション・プロデューサー」に採択されました。

イノベーションを創出し、新製品・新サービスを生み出すためには、自社の強みの認識・言語化を行うとともに、既存事業の関係先以外のニーズを探索し、得られたニーズと自社の強みの間を往復しながら新製品・新サービスの構想・具体化を行い、差別化戦略を構築する機能が必要です。本事業は、こうした機能を補完又は中小企業に代わって提供し、新製品・新サービスの創出を支援する「イノベーション・プロデューサー」の活動拡大の実証事業を行います。また、実証を通じて、新製品・新サービスを生み出すプロセス・手法の整理や、イノベーション・プロデューサーに係る広報を行うものです。

当社は中小企業の新規事業開発とイノベーション創出を全面的に支援することを目的に掲げ、令和5年度の本事業において、イノベーション・プロデューサーおよび次世代のプロデューサー候補であるイノベーション・コーディネーターによる支援活動を実施してきました。本年度も引き続き、支援対象企業に対して企業の成長を支援する戦略やツール、ノウハウを提供すると共に、主要な業界の専門知識を有するプロコミュニティを活用した新規市場展開、成長戦略立案や資金調達支援などの事業発展のための包括的サポートを実施します。また、本事業を通じて新製品開発までのプロセスを整備し、PBL(Project Based Learning)/OJT (On the Job Training)、ワークショップを通して、次世代のイノベーション・プロデューサーの育成に取り組みます。

■イノベーション・プロデューサー 大津留 榮佐久

外資系半導体メーカー等で半導体、産業機器領域での豊富な新規事業開発の経験、大学においても産学連携事業プロデュースにおける実績ノウハウを有し、一般社団法人OSTiを立ち上げ「高度人材を組織化し、実社会への価値提供実現を支援する」をサービスモデルの根幹に位置づけ、産学官連携による社会課題解決に向けて多様なプロデューサー集団を束ね、ニーズに応じて支援を行ってきたプロフェッショナル人材。

<現在の活動>
(一社)OSTi(オスティ) 代表理事
(国研)日本原子力研究開発機構(JAEA)
研究開発推進部 シニアアドバイザー(SA)
(公財) 研究・イノベーション学会 参与 プロデュース研究分科会幹事
大阪大学 量子情報・量子生命研究センター(QIQB)特任教授

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株式会社キャンパスクリエイト
調布オフィス 担当:須藤 慎

〒182-8585
東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
国立大学法人 電気通信大学
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